イラストで世界をもっと伝わりやすく

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魔法のように世界を描きたい──創作に救われた子ども時代の記憶

子どもの頃から私は、人前に出たり評価されたりすることが苦手でした。

「嫌われたらどうしよう」「バカにされるかもしれない」といった不安から、積極的に行動することができなかったのです。

そんな私に寄り添ってくれたのが、 アニメや漫画、そしてゲームといった創作の世界でした。

登場人物たちが失敗したり悩みながらも努力し、周囲の助けも借りながら前に進んでいく姿に何度も勇気をもらいました。

同時にアニメのかっこいいアクションシーン、漫画の熱いストーリー展開、ゲームの美麗なグラフィックや世界観に心を奪われ、「自分もこんな世界を描いてみたい」と思うようになりました。

学校には絵の上手な友人も多く、中でも何も見ずにさっと描ける子がいて、彼女の鉛筆から生まれていく絵を見て「まるで魔法みたいだ」と感じたことを今でもよく覚えています。

「思い描いた世界を自由に表現できるようになりたい」

そんな想いで描き続けていましたが、当時は練習方法もわからず、到底上手い子たちにも追いつけない中で、次第に「自分には無理かもしれない」と消極的な性格も相まって、絵からも遠ざかってしまいました。

もう一度、描くことを選んだ理由 ──どん底から歩き始めた私の原点

大人になってから、人生のどん底を経験しました。

「もう終わりにしてしまおうか」と思うほど、つらい出来事があったのです。

でも、ふと「それならせめて、やり残したことをやってみてからでも遅くないのでは？」と考え、 心のどこかでずっと諦めきれなかった “イラストレーターになること” に挑戦してみることにしました。

それからというもの「これ、できますか？」と聞かれたら、今の自分にできる最大限の力で応えるという姿勢で取り組み続けてきました。

ありがたいことに、どのご依頼にもご満足いただける形に仕上げることができ、 少しずつではありますが、自分の技術にも自信が持てるようになりました。

過去に傷ついたからこそ育った「人との関わり」の強み──今、制作に込める想い

私の強みは「人との関わり」です。

幼少期は決して恵まれていたとは言えない家庭環境で育ち、容姿や能力、経済力で人の対応が変わるような理不尽さも経験しました。

引っ込み思案で、人の気持ちや空気に敏感すぎるあまり、傷ついたことも少なくありません。

しかし、こうした経験があったからこそ

• 様々な人の気持ちに共感できる
  
• 背景や状況を理解しながら、相手に寄り添った制作ができる
  

という力が身についたと感じています。

また、医療従事者としての経験を通じて、 一人ひとりの背景や想いに目を向け、「この方にとって、今自分にできることは何か？」を常に考えて行動してきました。

この姿勢は、イラストの制作においても大きな力となっています。

経験を重ねて身につけたスキル──今、創作の世界で形にできること

私のスキルはこちらになります。

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。

もし少しでも「この人と一緒に何か作ってみたい」と感じていただけたなら、ぜひお気軽にお声かけください。